- 鶴岡市における消費喚起対策事業をめぐる経過
- (1)令和2年5月に実施した「鶴岡市プレミアム付飲食券(紙版)」は、身分証の確
認や現金の取り扱いなどから、市職員が小真木原総合公園においてドライブスルー
形式で販売をしましたが、初日に交通渋滞が発生したため、応募抽選方式に変更し
て販売しました。
(2)令和3年3月に実施した「がんばろう鶴岡消費喚起キャンペーン」は、支払い額
の20%相当のPayPayボーナスが後日付与される内容で実施しました。
(3)令和3年9月に予定した「キャッシュレス促進・消費喚起事業」は、「キャシュ
レス決済(PayPay利用)が困難な人への対応」「市民以外の利用が可能である」
「利用状況を把握することが出来ないのか」などから、市議会臨時会(7月)で否
決され、実施が見送られました。
- 新型コロナウィルス感染症対策消費喚起対策事業を可決(5月24日臨時議会)
- (1)令和4年4月27日の市議会臨時会に、地域経済の回復のため、酒井家庄内入部
400年を契機に市内での消費活動を喚起する「プレミアム付き商品券(アプリ版
+紙版)」について、市当局より提案がありましたが「酒井家庄内入部400年記
念と関連付けることに違和感がある」「委託料が高額でないか」「説明が不十分で
ある」などから、市当局は提案を取り下げました。
(2)5月17日の議員説明会で「酒井家庄内入部400年記念の名称を削除する」
「過去の経過を踏まえての提案である」「利用状況が把握できるアプリを導入」
「委託料の内訳は、決済等手数料、商品券作成費、人件費、アプリ利用経費、コー
ルセンター設置運営費である」「PayPayと商品券の併用は経費や事務作業の面か
ら困難である」など、事業を実施するにあたって考慮したポイントの説明がありま
した。
(3)5月24日の市議会臨時会に「プレミアム付き商品券(アプリ版+紙版)」の実
施(令和4年9月中旬から)が改めて提案され、地域経済回復の観点から可決され
ました。
- 変更された地域経済対策
- (4月臨時会で提案して取り下げた内容)
⇓
(5月臨時会で再提案されて可決された内容)